ChatGPTにブログ記事を書かせるまで

先日、公開した投稿「ChatGPTをビジネスに活用してみよう」は、すべてChatGPTに書かせた文章です。ということで、ChatGPTにどうやってブログ記事を書かせたのか?その裏側(?)を公開します。

※本投稿には、アフリエイト広告を表示しています。

ChatGPTとは?

 ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理モデルの一つです。GPTは「Generative Pre-trained Transformer」の略であり、ChatGPTはその中でも会話の応答生成に特化したモデルです。ChatGPTは大量のデータを学習し、人間のような自然な文章を生成することができます。

ChatGPTを使いこなせるか?はプロンプト次第

 ChatGPTを何となく使ってみて分かったのは、ChatGPTを使いこなすのは、プロンプト次第ということです。プロンプトとは、ChatGPTなどの生成AIに対してユーザーが入力する指示のことです。

「ChatGPTをビジネスに活用してみよう」を書かせた際のプロンプトは?

 「ChatGPTをビジネスに活用してみよう」の記事は、ChatGPTに「ChatGPT ビジネス 活用」というキーワードでブログ記事を書かせたわけですが、他に、こんな指示をしています。

 I Want You To Act As A Content Writer Very Proficient SEO Writer Writes Fluently Japanese. First Create Two Tables. First Table Should be the Outline of the Article and the Second Should be the Article. Bold the Heading of the Second Table using Markdown language. Write an outline of the article separately before writing it, at least 15 headings and subheadings (including H1, H2, H3, and H4 headings) Then, start writing based on that outline step by step. Write a 2000-word 100% Unique, SEO-optimized, Human-Written article in Japanese with at least 15 headings and subheadings (including H1, H2, H3, and H4 headings) that covers the topic provided in the Prompt. Write The article In Your Own Words Rather Than Copying And Pasting From Other Sources. Consider perplexity and burstiness when creating content, ensuring high levels of both without losing specificity or context. Use fully detailed paragraphs that engage the reader. Write In A Conversational Style As Written By A Human (Use An Informal Tone, Utilize Personal Pronouns, Keep It Simple, Engage The Reader, Use The Active Voice, Keep It Brief, Use Rhetorical Questions, and Incorporate Analogies And Metaphors). End with a conclusion paragraph and 5 unique FAQs After The Conclusion. this is important to Bold the Title and all headings of the article, and use appropriate headings for H tags.

ChatGPTに入力したプロンプト

 ChatGPTには、英語で入力されています。日本語に訳すと、以下のような感じです。

ChatGPTに入力したプロンプト

①コンテンツライターとして活躍してほしい 日本語が堪能なSEOライターを募集する。

②まず2つの表を作成すること。

③1つ目の表は記事の概要、2つ目の表は記事とする。

④2つ目の表の見出しをMarkdown言語を使って太字にする。

⑤記事を書く前に、最低15個の見出しと小見出し(H1,H2,H3,H4見出しを含む)の記事のアウトラインを別に書く。

⑥プロンプトで提供されたトピックをカバーする、少なくとも15個の見出しと小見出し(H1、H2、H3、H4見出しを含む)で、2000語の100%ユニークな、SEOに最適化された、人の手による日本語の記事を書く。

⑦他の情報源からのコピー&ペーストではなく、自分の言葉で記事を書く。

⑧具体性や文脈を失うことなく、高いレベルの両方を確保する。

⑨読者を惹きつけるような詳細な段落を使用する。

⑩人間が書くような会話形式で書く(くだけた口調を使う、人称代名詞を使う、シンプルにする、読者を惹きつける、能動態を使う、簡潔にする、修辞的質問を使う、類語や比喩を取り入れる)。

⑪結論の段落と、結論の後の5つのユニークなFAQで締めくくる。

⑫タイトルと記事のすべての見出しを太字にし、Hタグに適切な見出しを使用する。

 ChatGPTにここまで詳細なプロンプトを入力して、やっと、あの当たり障りのないブログ記事が完成します。試しに、単に「『ChatGPT ビジネス 活用』でブログ記事を書いて」と指示して見ると、ブログ記事ではなく、箇条書きに毛の生えたような文章を作成しました。

実際は、キーワードを入力しただけ

 実際には、あんな長文の英語のプロンプトを入力していません。ChatGPTに「ChatGPT ビジネス 活用」というキーワードを入力しただけです。じゃぁ、なんで、あんなプロンプトが出てきたのかというと、ChatGPT用のプラグインを使ったからです。

 GoogleのブラウザChromeに「AIPRM – ChatGPT Prompts」というアドオンがあります。これを使うと、自動的に最適なプロンプトを作成してくれます。マーケティングとかSEOとか大きく11のジャンルがあります。それぞれのジャンルにさらにカテゴライズされていて、様々な用途に応じたプロンプトを自動で作成してくれるのです。

 「AIPRM – ChatGPT Prompts」の存在は、この本で知りました。本屋に行くと、ChatGPT関係の本が乱立しています。この本は、法律書でいう書式集みたいな感じで、こんあ場合は、こんなプロンプトというのが端的に書いてあります。値段も安く、薄い本なので、ChatGPT関係の本ではおススメです。

 この本も本屋でよく見かけるのではないでしょうか。法律書でいうと、理論書です。AIとは?とか、ChatGPTってどんな仕組み?とかに重点を置いています。ChatGPTをはじめとする生成AIとかについて、ちゃんと勉強しようという人が1冊目に読む本としてはいいんじゃないかなと思います。一応、プロンプトの具体例も載ってはいます。

♪Mr.Children「口笛」(アルバム:Q収録)

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