サンタクロースが煙突から入る理由を考えてみた

クリスマスといえばサンタクロースということで,サンタクロースが煙突から入る理由を考察します。

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サンタクロースが煙突から入る理由

ノタリ

♪ジングルベル,ジングルベル鈴が鳴る

ヒネモス

ノタリ,さっきから何してんの?

ノタリ

サンタクロースに手紙書いてんだよ

ヒネモス

手紙?

ノタリ

サンタクロースにプレゼントもらうんだ

ヒネモス

今年はコロナでサンタクロース来ないんじゃない?

ノタリ

えっ!?どういうこと?

ヒネモス

世界中の子どもにプレゼント配るんだろ。でも,サンタもGOTOトラベルどころじゃないよ

ノタリ

いやいや,サンタクロースは煙突から入るから,人と接触しないし…

そうか,サンタクロースが煙突から入るのは,このためだったんだ!

ヒネモス

いや,絶対違うから

ノタリ

じゃぁ,何なの?

ヒネモス

まぁ,時間を節約するためだろうな

ノタリ

ん?どういうこと?

サンタクロースには住人に見つかってはいけない

 世界中の子どもに一夜にしてプレゼントを届けなければならないサンタクロースには,とにかく時間がありません。一軒の家に長居してる時間はないのです。

 しかも,サンタクロースが子どもにプレゼントを配るのは,クリスマスイヴの夜というか,クリスマスの未明です。ということは,自宅でクリスマスパーティーをしていた家もあるでしょう。そんな家の玄関からサンタクロースが入っていったら,住人に歓迎され,「パーティーの残りなんですけど,良かったらどうぞ」と,ご馳走を勧められるに違いありません。サンタクロースは急いでますから,「お気持ちだけでも」と固辞するでしょう。しかし,中にはサンタクロースを歓迎するためだけにご馳走を用意してる家もあるでしょう。そうすると,サンタクロースも断りづらいところです。

 そう,サンタクロースは決して住人に歓迎されてはいけないのです。なぜなら,時間がないから。世界中の子どもにプレゼントを配るという使命を全うするため,サンタクロースは人知れず,家に侵入しなければならないのです。そう,サンタクロースが煙突から入る理由は,住人に歓迎されないためだったんです。

サンタクロースが煙突から入る本当の理由

 サンタクロースが煙突から入る理由を考察すると,上記のとおりですが,まぁ,理由というか,由来がちゃんとあるようです。

 サンタクロースのモデルとされているのは,聖ニコラウスという聖職者らしいです。ニコラウスは,貧しい三姉妹が身売りに出されると知ります。そこで,ニコラウスはなぜか,三姉妹の自宅の煙突から金貨を投げ入れたところ,たまたま暖炉にかけてあった靴下に金貨が入り,三姉妹は身売りされずに済んだそうです。

 この話しから,サンタクロースは煙突から入って靴下にプレゼントを入れるという話しになったそうです。煙突だけじゃなくて,靴下の由来も解決できるんですね。

サンタクロースが起こした奇跡の話し

 サンタクロースについて書いてきましたが,サンタクロースが起こした奇跡の話しを紹介しておこうと思います。

 伊坂幸太郎「ジャイロスコープ」(新潮文庫)に収録されている「一人では無理がある」です。サンタクロースが会社組織化されていて,その会社の社員である松田。ミスの多い松田ですが,そんな彼のミスがやがて奇跡を起こすという話しです。短編ですが,伏線をしっかり回収され,めちゃくちゃ面白いので,オススメです。

♪Mr.Children「Melody」(アルバム:REFLECTION {Naked}収録)

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