宇治茶ムリエによるおいしいお茶の淹れ方講座です。
宇治茶ムリエ
実は,僕は宇治茶ムリエです。宇治茶ムリエというひびきから,なんとなくソムリエのお茶バージョンみたいなのを想像する人もいると思います。宇治茶ムリエ養成講座を受講すれば,誰でも宇治茶ムリエになれます。口座では,①宇治茶の歴史と②玉露のおいしい淹れ方を学びます。
そんな宇治茶ムリエですが,認定証の裏に,宇治茶の習慣を職場や家庭に広めろとか,宇治茶に関するイベントに積極的に出ろ的なことが書いてました。まったくといっていいほど,実践してないので,このブログで,おいしいお茶の淹れ方を紹介することにします。
煎茶の淹れ方
ということで,まずは,煎茶(2人分)を淹れることにします。急須と湯冷まし,湯飲みを準備しておいてください。
お湯の用意
60cc(茶碗8分目)の量の70度のお湯を準備します。
急須に茶葉を入れる
計量スプーン2杯分の茶葉を急須に入れます。
急須にお湯を入れる
茶葉全体がお湯に浸かるように,急須にお湯を入れます。
1分くらい待つ
45秒~1分間,じっと待ちます。そうすると,茶葉がお湯を吸って,黄緑色に変わっていきます。
茶碗に注ぐ
均等になるように,茶碗に交互に注いでいきます。最後の1滴まで注ぎましょう。
今回は,2杯分ですが,3杯の場合は,①→②→③→②→①→の順に均等に注ぎましょう。
茶たくに載せる
最後に茶たくに湯飲みを載せて,お出しします。
お湯の冷まし方
最初に,しれっと,70度のお湯を準備すると書きましたが,お湯の温度なんかいちいち測ってられるかと思った人もいるかもしれません。でも,大丈夫,いちいち温度を測る必要はありません。
ポットでお湯を沸かすと,だいたい90度くらいの温度です。そして,お湯を1回,別の容器に移すと約10度温度が下がります。なので,急須セットに湯冷ましが付いてるんですネ。
玉露の淹れ方
次に玉露(2杯分)の淹れ方です。
お湯の準備
20cc(茶碗8分目)に40度のお湯を準備します。お好みで60度くらいまでならOK
急須に茶葉を入れる
計量スプーン2杯分の茶葉を急須に入れます。
急須にお湯を入れる
茶葉全体がお湯に浸かるように急須にお湯を入れます。
1分30秒くらい待つ
急須のふたはせずに,1分30秒くらいじっと待ちます。
茶碗に注ぐ
均等になるように交互に茶碗に注ぎます。
茶たくに載せる
茶たくに湯飲みを載せてお出しします。
♪Mr.Children「友とコーヒーと嘘と胃袋」(アルバム:Q収録)