IIJmioのギガプランがちょっとだけ安くなったら,ahamoが大盛りになった-携帯電話業界トピックス4月編-

日々変化していく携帯電話業界,そんな携帯電話業界の気になる話題をまとめてお届けします。

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IIJmioギガプランがちょっとだけ値下げ

 MVNO,いわゆる格安SIMのIIJmioのギガプランがちょっとだけ安くなりました。eSIM以外が対象です。ちょっとだけというのは,税別価格の端数を削ったくらいです。

 ちょっとだけ安くなった新価格は,以下のとおりです(税込み)。こうしてみると,値下げの対象外ですが,eSIMは安いなぁ~と改めて思いました。

  2GB 4GB 8GB 15GB 20GB
音声 850円 990円 1500円 1800円 2000円
SMS 820円 970円 1470円 1780円 1980円
データ 740円 900円 1400円 1730円 1950円
eSIM 440円 660円 1100円 1430円 1650円

ahamoが6月から大盛りオプションをスタート

 ドコモのオンライン専用料金プランahamoが月1980円で80GBまで使えるオプションを6月に開始します。オプションの名称は「大盛り」です。もともとの20GBと大盛りを合わせると,月4950円で100GBまで使えるようになります。

5Gギガホプレミアと比較

 ahamoは,政府から茶々を入れれて発表した料金プランですが,携帯電話料金引き下げのきっかけになったプランです。月20GBという中容量がウリだったわけですが,大盛りオプションで,月100GBという大容量に舵を切りたいのでは?と感じました。

 しかし,大容量プランは,ドコモの5Gギガホプレミアがあるわけで,ahamoとの棲み分けはできるんでしょうか?ということで,5Gギガホプレミアと簡単に比較してみましょう。

 5Gギガホプレミアの正規の料金は7315円です。ここから各種割引を適用すると,4928円まで下がります。ということは,割引をMAXで受けれる人は,ahamoの大盛りオプションより5Gギガホプレミアの方が断然得です。

 自宅にネット回線がないとか,家族みんなドコモユーザーじゃないなどで割引をMAXで受けれない場合は,ahamoの大盛りオプションの方が得になるでしょう。

5Gギガホプレミア 7315円
みんなドコモ割(3回線以上) -1100円
ドコモ光セット割 -1100円
dカードお支払割 -187円
割引後の価格 4928円

povo2.0と比較

 同じオンライン専用プランであるauのpovo2.0とも比較しましょう。povo2.0は,基本料金0円でトッピングという名前のオプションを足していくプランです。ドンピシャなトッピングがないのですが,比較するなら,この2つなんでしょうね。

 ①150GB:1万2980円(180日間)

 ②60GB:6490円(90日間)

 ahamoが1か月の料金なのに対して,povo2.0は180日と90日の料金なんで単純に比較ができません。そこで,1GB当たりの料金で比べると,ahamoが49.5円に対し,povo2.0は①86.5円と②108.1円です。ということは,ahamoの方が得といえます。月60GBくらいに収まる人は,ahamoの大盛りオプションの方が得だと思います。

 ただ,月によって通信料にバラツキがある人は,povo2.0の方がいいのかもしれません。povo2.0は,180日間で150GBですが,最初の30日で100GB使って,残り150日を50GB,つまり,月30GBくらいみたいな使い方ができる点が魅力です。

繋がれば安い楽天モバイル

 最後に楽天モバイルと比較しておきます。楽天モバイルの料金プランは,Rakuten UN-LIMIT Ⅵのみです。このプランは,1GBまで0円から月の通信量によって段階的に料金が上がっていきます。そして,月20GBを超過した場合の3278円が最高値です。ということで,楽天モバイルは楽天回線にさえ繋がれば,最安です。

 そんな楽天モバイルですが,4月以降,全都道府県に楽天回線に切り替え対象が拡大されます。

大盛りオプションの先行エントリー実施中

 ドコモでは,ahamoの大盛りオプションの先行エントリーを実施中です。①6月の大盛りオプション開始日の前日までにエントリーし,②8月1日までに大盛りオプションの利用を開始すると,dポイント2000ポイントがもらえます。

♪Mr.Children「innocent world」(アルバム:Atomic Heart収録)

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