旧梅田貨物駅の広大な跡地で進行中のグラングリーン大阪(うめきた2期地区)開発とうめきた(大阪)地下駅建設工事の様子を撮影してきました。
グラングリーン大阪
梅田の北側のことをいつの間にか「うめきた」と呼んでいます。大阪駅の北側には、かつて梅田貨物駅がありました。梅田貨物駅が廃止され、その広大な跡地の開発が進んでいます。
先行して開発された地区には、商業施設のグランフロント大阪が出来ました。現在、開発が行われているうめきた2期地区事業の名称が「グラングリーン大阪」に決まりました。グラングリーン大阪は、2024年に先行まちびらきが行われ、2027年に完全開業する予定です。
大阪駅うめきた地下ホーム
うめきたの開発と並びに、梅田貨物線を地下化する工事が進められています。地下化された梅田貨物線には、新駅ができます。この新駅は、うめきた新駅とか呼ばれていてました。つまり、当初は大阪駅と別の駅という扱いでした。が、大阪駅の新しい地下ホームという扱いになり、既存の大阪駅とは、改札内の連絡通路で結ぶことになりました。
梅田貨物線の地下化と大阪駅地下ホームの開業により、梅田貨物線を通り現在は大阪駅を通過する「くろしお」や「はるか」が大阪駅に停車するようになります。現在、新大阪駅発着のおおさか東線は、大阪駅地下ホーム発着となる予定です。さらに、将来的には、なにわ筋線と連絡する予定です。
約1か月のレア光景
2023年2月12日に梅田貨物線の線路切替工事が行われます。そして、2023年2月13日から梅田貨物線が地下化され供用開始されます。ということは、特急「はるか」「くろしお」は、2023年2月13日から地下を走行します。
大阪駅のうめきたホームの供用開始は、2023年3月18日なので、約1か月間は、「はるか」「くろしお」から完成間近の大阪駅のうめきたホームを通過する様子を見れるわけです。
2023年3月18日以降のダイヤ
2023年3月18日にダイヤ改正があり、大阪駅のうめきたホームが供用開始されます。前述のとおり、大阪駅に止まらなかった特急「はるか」「くろしお」が大阪駅に停車します。
これにより、大阪駅から関空までが、関空快速で約71分から「はるか」で約47分と約24分短縮されます。ちなみに、天王寺ではるかに乗換えた場合と比較すると約6分の短縮…いや、大阪駅に停車して乗換えが不要というのが重要なんです。さらに言うと、大阪駅の各ホームからうめきたホームまで10分くらいかかるんじゃ?と言われてることはスルーしておきましょう。
また、大阪駅から和歌山駅までが、紀州路快速で約89分から「くろしお」で約56分と約33分短縮されます。ちなみに、天王寺で「くろしお」に乗換えた場合、以下同じ。
おおさか東線は、新大阪から大阪駅(うめきたホーム)に乗り入れます。ちなみに、JR淡路駅から大阪駅まで約11分(180円)になります。新大阪駅で乗換えが不要になるので約4分短縮されます。阪急の淡路駅-大阪梅田駅間は、約8分(190円)なので、JRの方が10円やすいんですが、なんせ本数の差が…
撮影地点
撮影地点は、①~④の地点です。グランフロント大阪・北館のテラスガーデンに入れたので、久々にグランフロント大阪・北館のテラスガーデンからの様子も撮影できました。
①大阪ステーションシティ
まずは、大阪駅ビルの11階・風の広場と14階と風の広場と天空の農園の間の階段からの様子です。風の広場は一応、3か所から撮影しています。
②グランフロント大阪・南館9階南館テラスガーデン
続いては、グランフロント大阪・南館9階南館テラスガーデンからの様子です。大阪駅側、グランフロント大阪・北館側とその中間付近の3か所からの写真です。
③グランフロント大阪・北館9階北館テラスガーデン
続いては、久々に、グランフロント大阪・北館9階の北館テラスガーデンからの様子です。
④新梅田シティ(地上)
最後は、梅田スカイビルでおなじみの新梅田シティの地上から撮影しました。新梅田シティに向かう人たちは、ほぼグラングリーン大阪や大阪駅地下ホームの工事に関心がないようで、普通に素通りして行ってました。
新梅田シティへの連絡通路を通ると、梅田貨物線が見えるんですが、撮り鉄はそんなにいなかったです。おそらく、時間が早かったのと、西梅田一番踏切に集まってたんでしょうね。
地上を走る最後の「はるか」「くろしお」
最後は、梅田貨物線の地下化に伴いこの付近で地上を走る最後の「はるか」「くろしお」です。もっとも撮影したのは、終電じゃないので、最後ではないんですが、同じ号数の列車はもう地上を走らないので、最後でいいか。ちなみに、「はるか」は完全に油断してました。
♪Mr.Children「蘇生」(アルバム:IT’S A WONDERFUL WORLD収録)