うめきた2期地区開発・うめきた(大阪)地下駅建設工事

旧梅田貨物駅の広大な跡地のうめきた2期地区開発とうめきた(大阪)地下駅建設工事の様子を撮影してきました。

うめきた2期地区開発

 「うめきた」とは、梅田の北のことです。梅田、大阪駅の北側には、かつて梅田貨物駅がありました。梅田貨物駅が廃止され、その広大な跡地の開発が進んでいます。

 すでに先行して開発された地区には、商業施設のグランフロント大阪が出来ました。現在、うめきた2期地区の開発が進められ、2024年に先行まちびらきが行われ、2027年に完全開業する予定です。

梅田貨物線の地下化・うめきた(大阪)地下駅

 うめきたの開発と並びに、梅田貨物線を地下化する工事が進められています。地下化された梅田貨物線には、新駅ができます。この新駅は、うめきた新駅とか呼ばれていてました。つまり、当初は大阪駅と別の駅という扱いでした。が、大阪駅の新しい地下ホームという扱いになり、既存の大阪駅とは、改札内の連絡通路で結ぶことになりました。

 うめきた(大阪)地下駅の新設に伴い、大阪駅を通過していた「関空特急はるか」や「くろしお」が大阪駅に停車するようになります。また、新大阪-久宝寺を結ぶおおさか東線もうめきた(大阪)地下駅まで乗り入れる予定です。さらに、将来的には、なにわ筋線と接続し、なんばを経由し関空へアクセスすることになります。

 そんなうめきた2期地区開発の様子を下記の写真①~③の地点で撮影してきました。

大阪北部の貨物線

 その前に、大阪北部の貨物線の話しを少しだけすることにします。

 梅田貨物線は、その名のとおり、貨物列車の線路です。大阪北部には、梅田貨物線の他に、北方貨物線と城東貨物線という貨物路線があります。

 これらの線路は、要するに、大阪駅や大阪環状線に貨物列車を乗り入れさせるわけには行かないということで、その迂回ルートとして整備された路線です。

新大阪駅を通る大阪北部の貨物線
梅田貨物線と旧梅田貨物駅、撮影地点

 北方貨物線は、新大阪駅から大阪駅を経由せずに、尼崎方面へ抜ける線路です。もともとは、今の東淀川駅が新大阪駅になる予定でした。戦後、東淀川駅が住宅が立ち並んだことと、北方貨物線に沿って山陽新幹線を通せば、淀川を2回渡らずにすむということで、新大阪駅は、現在の新大阪駅になりました。

 城東貨物線は、大阪環状線を迂回する線路です。現在は、おおさか東線として旅客線に転換されました。天王寺付近に百済貨物ターミナルがあり、上記の地図では確認できませんが、新大阪駅手前の神崎川付近で、新大阪方面と吹田方面に分岐しています。

 梅田貨物線は、大阪駅を迂回して大阪環状線から安治川口に行く線路です。現在、京都から和歌山・関空方面に向かう特急は、梅田貨物線を通っています。

①大阪ステーションシティ

 まずは、大阪駅ビルの11階・風の広場と14階・天空の農園からの様子です。

風の広場から撮影
風の広場から撮影
風の広場から撮影
風の広場から撮影
天空の農園から撮影
天空の農園から撮影

②グランフロント大阪・南館9階南館テラスガーデン

 続いては、グランフロント大阪・南館9階南館テラスガーデンからの様子です。

グランフロント大阪・南館9階からの様子
グランフロント大阪・南館9階からの様子
グランフロント大阪・南館9階からの様子
グランフロント大阪・南館9階からの様子

③グランフロント大阪・北館9階北館テラスガーデン

 最後は、グランフロント大阪・北館9階の北館テラスガーデンからの様子です。どうでもいい話しですが、9月4日までグランフロント大阪・北館の1階には、ガンダムがいます。

グランフロント大阪・北館にいるガンダム
グランフロント大阪・北館にいるガンダム
グランフロント大阪・北館9階からの様子
グランフロント大阪・北館9階からの様子、梅田貨物線をはるかが走行中
グランフロント大阪・北館9階からの様子
グランフロント大阪・北館9階からの様子

♪Mr.Children「フェイク」(アルバム:HOME収録)

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