北陸新幹線の敦賀延伸後も東京-敦賀間は米原経由がいいかも

2024年3月16日に、いよいよ北陸新幹線の金沢-敦賀間が延伸開業します。が、敦賀延伸後も東京-敦賀間は、米原経由の方がいいかもしれないという話しです。

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北陸新幹線の敦賀延伸

　2024年3月16日、北陸新幹線の金沢-敦賀間が延伸開業します。2024年の鉄道の最も大きな話題といっても過言ではないでしょう。

　敦賀延伸により、東京から敦賀までは、北陸新幹線で乗り換えなしで行くことができます。が、東京から敦賀に行くんだったら、東海道新幹線で米原に行って、米原から特急「しらさぎ」に乗り換えた方がいいんじゃないか？という話しです。

北陸新幹線の東京-敦賀間

　敦賀延伸後の北陸新幹線の東京-敦賀間は、最速で3時間8分です。あくまでも最速なので、もっと時間がかかる列車もあります。気になる料金は、以下のとおりです。J-WESTカード会員専用の料金は省略しています。

通常料金	新幹線eチケット	eチケット早特1	eチケット早特14
16,360円	16,160円	14,530円	11,310円

　新幹線eチケットは、当日も購入できます。早特1は1日前まで、早特14は14日前までに購入する必要があります。ちなみに、この2つは、座席数が限定されています。

東京-敦賀間（米原経由）

　北陸新幹線の敦賀延伸後も、北陸新幹線を使わずに、東京から敦賀に行くことができます。東海道新幹線で米原に行って、米原から特急「しらさぎ」に乗り換えて、敦賀に行くルートです。

　この米原経由の所要時間を2パターン載せておきます。なお、3月のダイヤ改正前のダイヤです。3月16日以降の時刻は、時刻表3月号をチェックしてみてください。

名古屋まで「のぞみ」で行く場合

　名古屋まで「のぞみ」に乗って、名古屋で「ひかり」に乗り換えて、米原で「しらさぎ」に乗り換えると、2時間45分で、敦賀に着きます。

東京から「ひかり」で行く場合

　名古屋で乗り換えずに、東京から「ひかり」で米原に行く場合のルートです。2時間52分で敦賀に着きます。

EX限定乗継きっぷ

　東京から敦賀に行くのに、北陸新幹線ではなく、米原経由の方がいいんじゃないか？というのは、所要時間だけの話しではありません。

　北陸新幹線の敦賀延伸後に、JR西日本からEXサービス（EX予約、スマートEX）を使ってる人向けに、新しく、EX限定乗継きっぷが、東海道新幹線で米原に行って米原で「しらさぎ」に乗り換える場合にも新設されます。

　EX限定乗継きっぷを使うと、米原-敦賀間を500円で「しらさぎ」に乗れちゃいます！！米原-敦賀間は、乗車券だけで860円します。しらさぎの指定席特急券が1,090円なんで、合計1,950円かかるのに、乗車券より安いんです。これは、使わない手はないんじゃないかと思います。

　EX予約+EX限定乗継きっぷで、東京-敦賀間を移動する場合の料金は、以下のとおりです。

14日前までに予約できない場合は、米原経由で

　米原-敦賀間をEX乗継きっぷを使うことで、東京-敦賀間の料金は、北陸新幹線のeチケット早特1を下回ります。EX予約もEX乗継きっぷも当日購入できます。なので、eチケット早特14を買えなかった場合は、東京-敦賀間は、米原経由の方が、安いし、ちょっと早く着けます。

　もちろん、所要時間は、列車の発車時刻、乗継の時刻等に影響されるので、東京駅を同時刻に出発した場合、どちらのルートの方が早く着けるか？は、別の問題ですが…

　ちなみに、EX予約+EX乗継きっぷを使わない場合の東京-敦賀間の米原経由の料金は、「のぞみ」に乗った場合13,730円なんで、EX予約使ってない人も、eチケット早特14を買えなかった場合は、東京-敦賀間は、米原経由の方が、安いし、ちょっと早く着けます。

♪Mr.Children「I’m talking about Lovin’」（アルバム：SENSE収録）