関西人なら凄さがわかる写真

個人的に、関西人ならこの写真の凄さがわかるんじゃないか?という1枚を紹介します。

関西人は凄さがわかるであろう写真

阪急・大阪梅田駅

 この写真は、阪急の大阪梅田駅の9号線ホームで撮影した写真です。阪急・大阪梅田駅といえば、10面9線の頭端式ホームを持つ日本最大規模のターミナルです。1号線から3号線を京都線、4号線~6号線が宝塚線、そして7号線から9号線を神戸線が発着します。平日の日中には、神戸線の特急・宝塚線の急行・京都線の特急の3線同時発車が見られる鉄道好きじゃなくてもちょっとテンションが上がる駅です。

 そんな阪急・大阪梅田駅は、たえず列車が発着するので、ホーム上に何らかの列車が停車しています。なので、この写真がレアな瞬間なわけです。

いつ撮ったのか?

 この写真が撮れるのは、土曜・休日ダイヤの昼間の毎時32分すぎから数秒間です。どういうことか、土曜・休日ダイヤの昼間の毎時30分前後の時刻表を見てみましょう。

京都線の時刻表

9時~15時

20分(特急)

23分(準急)

26分(普通)

30分(特急)

32分(快速特急)

36分(普通)

宝塚線

7時~18時

20分(急行)

21分(普通)

30分(急行)

31分(普通)

40分(急行)

神戸線

7時~18時

20分(特急)

21分(普通)

30分(特急)

31分(普通)

40分(特急)

32分の快速特急発車後数秒間

 神戸線・宝塚線が特急・普通が10分間隔なのに対し、京都線は土曜・休日ダイヤにも関わらず過密ダイヤです。しかし、30分台は若干隙が生まれます。神戸線・宝塚線は、31分に普通が発車すると次の列車は40分です。京都線は32分の快速特急(京トレイン)が発車すると、次の列車は36分の普通北千里行きです。

 京都線の快速特急が発車した後、京都線の普通が入線するまでの数秒間、阪急・大阪梅田駅には1号線から8号線まで列車がいない状況が出現します。この瞬間を撮ったのが冒頭の写真です。

 ただし、列車の発車のタイミングによっては、うまく撮影できない場合もあります。実は、この写真を撮影した時点で、すでに2号線に普通が入線してきて、ちょっと映り込んだので、切り取っているのはご愛嬌です…たぶん、快速特急の発車がちょっと遅れたんだと思います。

9号線には特急がいる

 1号線から8号線に列車がいない状況と書きました。そう、9号線には、神戸線の特急がすでに停車しているんです。なので、阪急・大阪梅田駅の1号線から9号線の全ホームの列車が完全にいなくなる状況というのは、生じないんでしょうね、たぶん。 

神戸線の特急はすでに停車している

17時台にも見れる

 梅田駅を発車する京都線の快速特急(京トレイン)は、15時32分発が最後です。なので、16時・17時は、30分の特急の次の列車は36分の普通です。が、32分に快速特急が回送列車として出発します。なので、同じ状況が出現します。

 下の写真は、17時32分すぎに撮影した写真です。ちなみに16時32分すぎも同じ状況のはずなんですが、神戸線の普通が発車した時にはすでに京都線の普通が停車していました。

17時32分に快速特急が回送として発車した瞬間の梅田駅

♪Mr.Children「幻聴」(アルバム:REFLECTION {Naked}収録)

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